確定申告が終わりました その雑感など

ご訪問くださいまして、

誠にありがとうございます!

いままで、

居抜きで開業し開設手続きをすませて、

少ない仕事量でそこそこの収入を得る

しくみつくりの話をしてきました。


⇒初めての方はコンセプトよりお読みいただけると大変嬉しいです。


これからはこのブログでは編集後記として、

不定期に更新していきます。


今日は確定申告が終わって考えたことなどお話します!


2015年の確定申告が終わりました。

といってもまあ税理士さん任せなんですけどね。

世間的にはたいしたことない数字ですが、私的に、またこのブログ的にも大変満足な内容でした。(自己満足ドキドキ

今回唯一のミスは生命保険控除が気づくのが遅くて今回は控除枠を余したことですね。

次回に向けて、そこの準備は万端です♪


で、一般的な平均値で考えますと、

統計によると、歯科の個人開業医(医療法人を除く)の医業平均収入(つまり平均売上)は4000万円だそうです。

で、そこから経費を除いた利益(つまり平均年収)は1000万円だそうです。

これをみると「なんだ、歩合25%と変わらないじゃないか!開業なんてするもんじゃないね~」と思う勤務医の先生もいるかもしれません。


でもね、確定申告的にはこれ、かなり数字のマジックがあるんですね。

ひとつは減価償却費です。

簡単に言うと、お金は出ていかないのに経費として算定できる数字です。

例えば4年落ちのベンツを500万円で買いますよね。

ローン組んで頭金の100万円しか払ってないとしても、定率法で償却すると500万円経費にできるんですよ。

で、やっぱりできるだけ節税したいと思うのが人の性ってもんです。

利益が大きく出そうなら、4年落ちの車買ったりグリーン投資減税使ったりして償却資産をうまく活用しているんですね。
(ユニットとかCTとかセレックとか、大きな機材はすべて減価償却で毎年経費化してくので損得はないけど実際の現金の出入金とはズレが生じるのですね)


二つ目は、なんども書いてますが措置法第26条(概算経費)です。

4000万円をすべて保険収入と仮定すると、医師・歯科医師の優遇税制で2770万円は経費として認められるのです。

つまり、居抜き開業で償却資産もあまりなく車も興味なければ、徹底的に節約して経費を抑えると利益がどんなに残っても申告する所得は1230万円になるんですね。

さらに、ここからいろんな控除して年収は1000万円というわけです。


つまり、
平均でいえば4000万円売り上げた開業医と歩合25%の勤務医の見た目の年収(1000万円)は変わらないが、
それは数字のトリックで、
実際は全然違うかもなぁと、
4度目の確定申告で改めて考えさせらたというのが雑感なんでございました。


全国の税理士さん、確定申告お疲れ様でした!笑


最後までお読みいただき、

本当にありがとうございました!

0コメント

  • 1000 / 1000

格安開業!スリム経営!歯科医院2.0プロジェクト's Ownd

1000万円で開業してみませんか?(運転資金すべて込み) ムリな集患なし1日10人ほぼ保険診療でハッピーライフ&ハッピーリタイアまでの道!