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いままで、

居抜きで開業し開設手続きをすませて、

少ない仕事量でそこそこの収入を得る

しくみつくりの話をしてきました。

⇒初めての方はコンセプトよりお読みいただけると大変嬉しいです。

これからはこのブログでは編集後記として、

不定期に更新していきます。

今日は、提供できる治療の価値を上げる別の道についてお話しします。

提供できる治療の価値を高めていって、単価の高いメニューを準備するというお話を前のエントリーでしました。

つまり、インプラントや歯周外科など勉強して高度な技術を身につけ、それで単価（価値）を上げていくのですね。

それとはまったく違う方法で、自分の治療の価値を上げる方法があります。

それは、日本人であるというプレミアを利用するのです。

日本で暮らすとわかりにくいですが、実は日本人に生まれただけで非常に高い価値があります。

つまり、海外に出ると日本人プレミアが自然につくのですね。

ここで言う海外は、アジア諸国をはじめとする新興国のことです。

たとえばカンボジアを例に挙げましょう。

カンボジアで、カンボジア人歯科医と日本人歯科医のどちらの治療を受けたいと思うでしょうか？

イメージで結構です。

おそらくローカルのカンボジア人も、日本人の治療を受けたいと思うのではないでしょうか？

これが日本人プレミアです。

では、このプレミアで誰を対して使うのでしょうか？

それは、海外に暮らす日本人です。

いま１００万人以上の日本人が海外で暮らしています。

特に発展の目覚ましいアジアでは、日本人の駐在員が増えています。

早い話が、日本国内のマーケットは縮小し新興国が広がっているので企業は外に稼ぎを求めてどんどん進出しているのですね。

海外に暮らす駐在員とその家族は、少しぐらい日本での治療費より高くともできれば日本人歯科医の治療を受けたいと思っています。

つまり同じスキルでも、新興国に出る事によってプレミアがついて価値が上がるのですね。

言い方悪いですが、100円のペットボトルの水が砂漠では1,000円で売れるのと同じ原理です。

⇒編集後記vol32はこちら

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本当にありがとうございました！

編集後記vol31 価値を高める別の道

編集後記vol31　価値を高める別の道